−真に実力ある実践的ICTプロフェッショナルを目指して−
講義設置主旨:
本年度の基礎情報技術(亀田担当クラス)は、
ソフトウェアの真のプロフェッショナルになるために何が重要か?!
を全体として理解してもらうために以下の2つを行う。
- ソフトウェア工学の観点から基礎知識・技術の動向等について講義
- それを踏まえたPBLを行う。
(注)PBL: Project-Based Learning
具体的には以下のものに関する話を行う予定。
最終レポートについて!(ここをクリック!)
講義内容:
- ソフトウェア工学
* 高品質・高性能のソフトウェアを求めて
* これからのソフトウェア開発を知る
- オブジェクト指向
- UML(Unified Modeling Language)
- * 思考のツールとしての言語を知ろう
* モデリングの意義とは
- 開発プロセスと開発ツール
- ソフトウェア開発におけるコミュニケーション
協調開発・チーム開発を成功させるために
- プロジェクト管理
仕事はスマートにこなそう
- Virtual Company (VC) を立ち上げ、実践的な知識・技能を身につけよう!
PBL(Problem Based Learning) による主体的学びで実践力を培う
以下、今年度の実施計画(案)
- CS(A)資料
- 第1日目:平成22年4月16日(金) 講義資料No1
- ガイダンス
- 教員紹介
- 資格取得のすすめと先輩からのアドバイス
- ICTのプロフェッションなるになるとは
- UMLの簡単な紹介(歴史的経緯と社会的意義)
- 第2日目:平成22年4月23日(金) 講義資料No2
- (平成22年4月30日は臨時休校)
- 第3日目:平成22年5月7日(金) 講義資料No3 <== 圧縮されています。ご注意を!
- UML入門
- UMLツールについて <=== 次回software のインストールしますので、PCとLANケーブルを持参してください。
- 第4日目:平成22年5月14日(金) 講義資料No4
- そろそろ演習に入って行きます。
- まずはユースケースを中心に話しをします。
- ユースケース図というよりも、ユースケースがメインです。
- 他のUML図も必要に応じて随時でてきます。
- 良い設計とは
- 我々は良いUML図を描くことが目的ではなく、
良いプログラムを作成することが目的。
- そのためには、「上流工程は極めて重要である」ことを理解する。
- その他(Java Program のソースコード例 その2(Sliderの例))
- レポート課題No.1
大学の掲示版として、「個人専用のWeb版の掲示板システム」を東京工科大学に提案したい。そのために、システム提案書(第1版)を作成してください。提案書の内容構成(目次)は、以下のようにしてください。(まずは、書ける範囲で結構ですが、目次の1,2,4の青枠の部分は最低限書いてください。)
- 表紙(授業のWebを参照のこと)
目次
- 東京工科大学の抱えている課題・利用学生の不満
- 問題解決のための方法
- システム化の範囲
- 機能概要・前提条件・制約条件
- 情報やデータの流れ
- 想定する利用者
- システムのハードウェア構成・ソフトウェア構成
- システム化にかかる費用とそれによる効果
- このシステム提案のアピールポイント
(以上)
- 第5日目:平成22年5月21日(金) 講義資料No4
- チーム作業の予定
- チーム分け
- メンバーの自己紹介
- 役割分担決め
- チームの方針決め
- 取り組む課題の決定
- 課題の説明
- PBLとその実施方法の説明
- j実際の作業開始
- その他
- 今後のスケジュール
- 今後の作業予定
- キーワード「ほうれんそう」の重要性 など
- 第6日目:平成22年5月28日(金) 講義資料No5
- システム提案書の作成(提出は6月6日)
- 開発ソフトウェアの決定
- チーム表の作成・提出
- その他
- 第7日目:平成22年6月4日(金)
- 開発計画書の作成(提出は6月13日)
- 要求仕様の作成(本日提出)
(どんなものを作りたいのかを第三者に分かるように記述する)
- UMLの説明(ユースケース図・シーケンス図・アクティビティ図)
- UML図の作成
- ユースケース記述(シナリオ)の作成
- ユースケース図の作成
- シーケンス図の作成
- アクティビティ図の作成
(ユースケース記述は次週提出)
- 外部設計(ソフトウェアを起動したときの外見など)
- キーワード「PDCA」の重要性 など
(PDCA:Plan-Do-Check-Action)
- UMLツールのインストール(まだの人たちのみ)
- 第8日目:平成22年6月11日(金)
- 仕様書のレビュー(他チームの)
- シーケンス図の説明
- 授業評価アンケート
- その他
- 第9日目:平成22年6月18日(金)
- クラス図の説明
- クラス図とJavaの対応関係について
- シーケンス図とJavaの対応関係について
- 各版の途中報告
- 個別相談
- 今後の方針
(ここまでの成果物)
- チーム表
- 提案書
- 開発計画書
- ユースケース記述とユースケース図
- シーケンス図
- 外部設計書(これは次週まで)
- 第10日目:平成22年6月25日(金) 講義資料
- 第11日目:平成20年7月2日(金)
- ソフトウェア開発作業(続き)
- 内部設計及び内部設計書について
- astahの使い方の補足・確認
- 第12日目:平成20年7月9日(金) 講義資料No12
- ソフトウェアテストについて(講義)
- ソフトウェア開発作業(続き)
- 第13日目:平成20年7月16日(金) 講義資料 No13
- 第14日目:平成22年7月23日(金)
- 最終取りまとめ作業(チームごとに)
- 模範プレゼンテーション(選抜チームによる)
- パワーポイントを用いてプレゼン
- 1チーム15分程度(発表+デモ:10分,質疑討論:5分)
- 最終レポート(個人ごとのもの)の課題内容・提出期限の確認
- 全体の総括
(最終成果物)
- チーム表
- システム提案書
- ユースケース記述(シナリオ)
- ユースケース図
- 外部設計書
- シーケンス図
- クラス図
- 内部設計書
- プレゼン資料(数ページのパワーポイント)
- 友情シート
(友情シートは当日集めるが、チーム表〜プレゼン資料までは、
掲示により指定された日時までに指定された方法で提出すること。)
- 参考図書情報
- 参考になるサイト群(整理中)