人工知能特論2007
(c2007 by 東京工科大学大学院 亀田弘之)
人工知能に関する研究は盛んに行われ多くの研究成果が得られている。本講では人工知能関連の研究の成果の内、その根底を支えている論理に関する基礎理論を基礎から丁寧に講義する。具体的には、命題論理・述語論理それぞれに関して、論理体系構築法・論理の完全性・推論とその健全性・解釈とモデル・冠頭標準形・スコーレム化・レゾリューションの説明をする。
また、近年急速に発達している帰納推論に関して、帰納論理プログラミングの基本的考え方・現状および動向について紹介する。
論理・言語・思考そして人工知能 (資料No1)
Resolution (資料No.Ver1)
DeductionとInduction
Logic Programming(1)
Logic Programming(2)
Inductive Logic Programming(1)
Inductive Logic Programming(2)
Inductive Logic Programming(3)
論理ベースの人工知能システムの紹介
新たな人工知能を目指して
練習問題 No1
(追加問題作成中)
参考文献
レポート課題
次の2つの課題を1つに閉じ,期限までに所定の場所に提出すること.
課題A:下記のサイトに格納されている論文のうちから1を選び要約せよ.(要約文は日本語でも英語でも可)
課題B: この論文の付録A(p.35-37)を(できるだけ読みやすい日本語に)丁寧に全訳せよ.
なお,いずれの課題においても,手書きを可とします.また,専門用語・学術用語の訳が分からない
場合は,当該英単語をカタカナで表記することも可とします.
提出期限:平成20年2月13日(水)研A6階レポートボックス(八王子よりのエレベータを降りて右手窓際)
書式:A4のレポート用紙を用いる.表紙を付ける.表紙には氏名・学籍番号・提出日を大き目の字ではっきりと
記入のこと.課題Aと課題Bは1つに束ね,ホッチキス等でしっかりとめること.
(注)締切りを過ぎると成績報告期限に間に合いませんので,締切り厳守でお願いします.